デイヴ・グロールはレッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズと一緒に活動したことが自身の人生でも最高の瞬間のひとつだと語っている。
レッド・ツェッペリンは12月2日にホワイトハウスでケネディ・センター褒賞をオバマ大統領から授与されたが、この日ワシントンDCでは今年の受賞者を称えるトリビュート・パフォーマンスも行われ、デイヴはフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスとトリビュート・バンドに参加した。ただ、フー・ファイターズとはやり方を替えてデイヴがドラムを、そしてテイラーがヴォーカルを務め、ツェッペリンの"ブラック・ドッグ"や"ロックン・ロール"のカヴァーを披露したという。
ジョン・ポール・ジョーンズはフー・ファイターズの2005年の『イン・ユア・オナー』に客演しているだけでなく、デイヴがクィーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムと組んだスーパー・グループ、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズにも参加していて、デイヴはCBSニュースにこの時のことについて次のように語った。
「ジョン・ポール・ジョーンズが『これでぼくは偉大なバンドをふたつやったことになるな』って言ってくれた時にはこれが俺の人生の最高の瞬間のひとつだと思ったね。俺には本当にとてつもない意味を持ったよ」
なお、ケネディ・センター褒賞受賞者へのトリビュート・ライヴの模様は年末にアメリカで放送される予定になっている。
デイヴは現在、ロスアンジェルスのサウンド・シティ・スタジオのドキュメンタリー映画『Sound City』に取り組んでいて、来年の1月にサンダンス映画祭で世界プレミア上映を行う予定だ。
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