先日のサマーソニック07でのショウマン・シップ溢れるパフォーマンスも記憶に新しいグウェン・ステファニー。カラフルな衣装も見所の一つだったが、先日マレーシアの首都クアラルンプールで行われた公演では、ミニスカートの下にレギンス、露出度の高いトップスの上にジャケットをはおるなど、イスラム教徒の国民の感情に配慮した衣装で登場。代わりに１曲ごとに衣装チェンジを行う、というお国柄にあわせた演出を編み出し観客を楽しませた。また、ダンスにも注意を払い、観客に不快感を抱かせないよう不適切と思われる動きは変更されていたという。グウェンの夫であるギャビン・ロズデイルの親戚がマレーシアにいるため、グウェンはマレーシア国旗を振りかざしながら「私はほぼマレーシア人なのよ」とマレー語でMCし場内を沸かせた場面もあった。

最近も自身が手がけるブランド『L.A.M.B.』の香水『L』を発表したりと幅広く活動をするグウェンだが、ノー・ダウトの新作のレコーディングも順調に進められているよう。ノー・ダウトの公式サイトは８月９日から頻繁に更新されており、｢来年にはアルバムを聴いてもらうことができそう｣というメッセージとともに、レコーディング風景をおさめた写真や動画などが続々とアップされている。