ブラック・サバスのトニー・アイオミ、来年は新作の発表と可能な限りのツアーを行うと語る

ブラック・サバスのトニー・アイオミ、来年は新作の発表と可能な限りのツアーを行うと語る

ブラック・サバスのトニー・アイオミは来年は可能な限りツアーをすると語っている。

トニーは自身のオフィシャル・サイトでここ一年のファンの応援への感謝と自身のがんとの闘病について次のように語っている。

「なんという一年だったのだろう! 少なくとも俺が予期していたものではなかったよ。みんなのとてつもない応援と激励に感謝している。すごく元気づけられたよ。今はまだ新作に取りかかっていて、これまでライヴは3回やって、1年前に(がんを)知らされたことを考えれば、まずまずの出来だったんじゃないかな。来年はみんなから新作の感想を聞くのと、できるだけツアーをするということで、楽しみにしているよ」

さらにトニーは次のようにつけ加えている。

「みんなの幸せを願っています。よいクリスマスと新年をお迎えください。とりあえず、ポジティヴでいこう」

バンドは昨年から制作を進めている新作を来年の4月のリリースを見込んでいて、6曲レコーディングしていることを明らかにしていて、トニーは最終的に収録曲は15曲になると語っている。

また、4月と5月にはニュージーランドとオーストラリア公演を予定していて、さらに5月12日には幕張メッセで開催されるオズフェストのヘッドライナーを務めることになっている。

その一方で、イギリスレコード産業協会(BPI)が行ったアンケートでブラック・サバスはイギリスの最も重要なハード・ロック・バンドの1位に選ばれている。2位と3位はそれぞれにアイアン・メイデンとレッド・ツェッペリンだった。1位になったことをバンドは「このようなファンによる投票で1位に推されたことを光栄に思います。ありがとうございます」とコメントしている。

ブラック・サバスは昨年11月に再結成による新作制作とツアーの予定を発表していたが、その後、トニーがリンパ腺の早期がんを発症していることが明らかになり、トニーの治療と療養を優先しながら新作制作も進められてきた。また、ブラック・サバスとしてのツアーもほとんどはオジー・オズボーン・アンド・フレンズとして組み直されることになったが、ダウンロード・フェスティヴァル出演や地元バーミンガムでのライヴなど、3公演のみトミーも含めたブラック・サバスとして行った。なお、今回の再結成には条件面で折り合わなかったオリジナル・ドラマーのビル・ウォードは参加していない。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする