カルヴィン・ハリス、ダンス・トラックのヒットと客演の秘訣を語る

カルヴィン・ハリス、ダンス・トラックのヒットと客演の秘訣を語る

カルヴィン・ハリスはリアーナの"ウィー・ファウンド・ラヴ"のほか、フローレンス・ウェルチを客演に迎え、シングル・チャート1位を獲得した自身のシングル"スウィート・ナッシング"など、ヒット曲を量産する秘訣を次のように『ザ・ガーディアン』紙に語っている。

「いや、信じられないくらいに簡単なことなんだけど、完璧にやるのは本当に難しいことなんだよ。ぼくだったら、普段は絶対にやらないことだから、サンドイッチを作るのに七転八倒すると思うけど、ポップ・ミュージックは自然とできることなんだ。毎日やることでもあるからね」

また、ヴォーカルとしてはイグザンプルやニーヨ、タイニー・テンパーなど、これまで一緒にやったことのある男性ヴォーカルに較べて、リアーナやフローレンスらの女性ヴォーカルの方がやりやすいとも語っている。

「女性ヴォーカルはクラブでかけるにはいつだってうってつけの周波数にあるからね。力強い、中高音域の女性ヴォーカルはハコの壁ともよく反響するし、ベースやドラムビートと音がかぶったりはしないからね」

「基礎的な科学の問題だよ。男性の声はベースラインとかちあうもんだし、だから、男性リード・ヴォーカルの名ダンス・トラックはみつからないものなんだよ」

カルヴィンの最新作『エイティーン・マンス』はカルヴィンの作品にさまざまなヴォーカリストの客演を披露する作品となったが、将来的なトラックにはエミリー・サンデーが登場することになることもカルヴィンは明らかにしている。

「たくさんの人とコラボレーションすることができて恵まれてると思うんだ。そのなかでも一番そう思うのはエミリー・サンデーだね」

コラボレーションの経緯についてカルヴィンは次のように説明している。

「やるって言ってもらうのがまず第1歩目だよね。でも、スタジオに入ってもらうところまで持ってくるのはまた全然違うレヴェルの話なんだよ。すごく時間がかかることもあるし、エミリー・サンデーみたいにぼくがお願いしたなかでも最も忙しい人となったら、それはまたなおさらだよね」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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