スペインのグラナダ市に「ジョー・ストラマー広場」が誕生

スペインのグラナダ市に「ジョー・ストラマー広場」が誕生

スペインのグラナダ市が広場をザ・クラッシュのジョー・ストラマーにちなんで改めて命名するという。

ジョーは2002年12月に亡くなっているが、ここにきてフェイスブックでジョーにちなんで広場を命名しようという請願運動が盛り上がり、それが公式に受け入れられることになった。指定された広場がこれからはプラザ・ジョー・ストラマーと命名されることになり、市議会広報のマリア・ホセ・アングイタは次のように『ザ・ガーディアン』紙に語っている。

「命名される広場も指定されましたし、あとは栄誉委員会に了承してもらう手続きだけが残っています。今回の措置につきましては市民から請願がありまして、市議会の方でこれを認めた形になります」

グラナダはクラッシュの1979年の『ロンドン・コーリング』中の"スペイン戦争"にも登場するが、ジョーがグラナダを初めて訪れたのは83年のことで、ちょうどミック・ジョーンズがバンドを脱退した後のことだったとか。グラナダに滞在中、ジョーはロンドンでかつて一緒に部屋を不法占拠していた間柄だった、スペインのパンク・バンド、091のプロデューサーを買って出ている。バンドとは、ジョーの元交際相手でスペイン人のザ・スリッツのパロマ・ロメロを介して再会を果たしたという。

また、昨年11月にはジョーのクラッシュ時代の姿を追った伝記映画の製作が発表されていて、『The Right Profile』というプロジェクトとして製作が進められているが、『Joe Public』という別なジョーの伝記映画もまた製作が進行している。ジョーについてはこれまでジュリアン・テンプル監督による『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』やドン・レッツ監督の『Strummerville』などのドキュメンタリー作品も多く製作されてきている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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