デヴィッド・ボウイ、大島渚監督への追悼コメントを発表

デヴィッド・ボウイ、大島渚監督への追悼コメントを発表

1月15日に80歳で亡くなった大島渚監督。彼が監督した作品「戦場のメリークリスマス / Merry Christmas, Mr. Lawrence」(1983年)に俳優として出演したデヴィッド・ボウイが追悼コメントをSony Music Online Japanに発表した(http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/DavidBowie/)。本映画には、坂本龍一、ビートたけしらも出演している。

オオシマさんの魂が、この世を去った。
彼の才能の恩恵を受けた我々は、今それを惜しむばかりだ。
---デヴィッド・ボウイ

原文:
All of us who have had the privilege of working with Oshima-san will miss his spirit tremendously.
David Bowie

ボウイは長年音楽活動を休止しており、引退したとの説すら流れていたが、大島渚監督が亡くなる1週間前の1月8日に、新曲“ホエア・アー・ウィー・ナウ?”を119ヶ国のiTunesにて一切の事前告知なく配信した。この楽曲が収録される10年ぶりのニュー・アルバム『ザ・ネクスト・デイ』は、24時間以内に27カ国のiTunes Storeトップアルバムチャートで1位になっている。

現代において一切の情報を流出させずに新作を発表したボウイだったが、その後も一切取材を受けず、コメントも発表してこなかった。この長い沈黙を破った第一声が、盟友、大島渚監督への追悼コメントということになる。コメントでの呼び名が“Mr.Oshima”ではなく、“Oshima-san”であることからも、二人の関係性の深さが感じられる。
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