レディー・ガガ、給料未払いを要求している元アシスタントをめった切り

レディー・ガガ、給料未払いを要求している元アシスタントをめった切り

レディー・ガガは先頃、法廷用の証言で自身について「宇宙の女王」だと言い及んだことが明らかになっている。

裁判はレディー・ガガの元アシスタントであるジェニファー・オニールが起こしているもので、オニールは残業7168時間分が未払いになっているとして38万ドル(約3450万円)の賠償を要求し、訴えではオニールは自身がレディー・ガガの殺人的なスケジュールに対応できるように「シャワーを浴びた後のタオルをすかさず用意するほか、個人的な目覚まし時計の役を任されていた」としている。

また、レディー・ガガはその日最初に目が覚めた瞬間からオニールが仕事に就いていることを要求し、「スタジアム、プライヴェート・ジェット機、高級ホテルのスイート、ヨット、フェリー、列車やツアー・バス」とどんな場所へでも同行させられたという。オニールはそのスケジュールに従うと自分はまったく休憩を取れないどころか、「時には眠ることさえできない」ことを意味していたと主張している。

これに対してレディー・ガガは証言でオニールは「やってもいない仕事の報酬を要求しているファッキン売女だ」と怒りを露わにしていると『ニューヨーク・ポスト』紙が伝えている。さらにレディー・ガガはこう続けている。

「まるで自分が宇宙の女王かのように振る舞っていて、誰にも頭を下げたくなかったのよね。というのも、わたしの仕事やわたしのやってることに関わってたら、それはわたしが毎日宇宙の女王になっていくっていうことだったわけだから」

さらにオニールは自身の仕事の恩恵についてもよくわかっていないようだと次のように説明している。

「彼女は毎日五つ星ホテルのエジプト綿のシーツを使ったベッドで寝起きし、自家用飛行機で移動し、キャヴィアをつまんで、テリー・リチャードソンと夜通しのパーティで遊んで、わたしの服を着て、YSL(イヴ・サン=ローラン)からわたしの許可なくただで靴を取り寄せて、わたしの許可なくわたしのディスカウントでYSLのものを買って、こうして世界を旅して自分の飛行機を持っていることはとんでもない贅沢でもあるのに、彼女には贅沢のなんたるかがわかってさえいないのよね」

また、オニールの仕事ぶりについても次のようにこぼしている。

「袋をいくつか開けてくれる程度のことしかしてくれないからすごくストレスになったのよね。というのもわたしは50キロくらいしかなくて小柄だし、それで部屋の中で大きな荷物をいつもひとりで運ばなきゃならなかったからなんだけど。ちなみに彼女はお昼まで必ず起きなかったから、大抵わたしは早く目を覚まして自分の荷物を引きずり回して自分の用意をしなきゃならなかったのよ」

なお、レディー・ガガは制作が進んでいるという新作『ARTPOP』について、制作に時間がかかっているのは全作品をひとりで書くことにこだわってしまうからで、他人の楽曲をなかなか受け入れられないからだと説明している。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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