クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新作にエルトン・ジョンの参加が明らかに
2013.02.08 21:30
これまで様々なゲスト出演が伝えられて話題になっているクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの制作中の新作だが、エルトン・ジョンが参加していることが新たに判明している。
エルトンの参加が明らかになったのは、クイーンズの新作にドラマーとして参加しているフー・ファイターズのデイヴ・グロールが2月6日に出演したトーク・ショー『チェルシー・レイトリー』で公にしたからで、番組中にエルトン・ジョンとのインタヴューに臨んだデイヴはスタジオの観客に次のように明かしている。
「実はエルトンと俺って最近ちょっと一緒にやった音があるんだよ。普通なら絶対に思いつかないようなことを2人でやったんだよ」と説明してからデイヴは2人がやったのがクイーンズの新作用の曲だったことを明らかにし、それに続いてエルトンは次のように詳細を語っている。
「ラスヴェガスにいたところをロサンジェルスへ飛んで、その前にエンゲルベルト・フンパーディンクからとっても嬉しくなる手紙をもらってて一緒にデュエットをやってほしいということだったんだよね。エンゲルバートはぼくの人生の一部みたいな人だから、嫌だと言えるわけがないし、それで一緒にレコーディングしたんだよ。それからエンゲルバードとレコーディングした場所から車で3町分ほど移動して今度はクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジとのレコーディングに臨んだからちょっとカルチャー・ショックだったね」
このコメントを受けてデイヴは次のように語っている。
「(エルトンが)入って来た時のことをよく憶えてるよ。ほとんど憔悴してて『バラードは用意してくれた?』って開口一番に訊いてきて、こっちはみんなで『バラードなんて書いてねえよ』って答えたんだよね」
エルトンはレコーディングについては次のように語っている。
「3時間ほどやって形になったんだけど、デイヴはどのテイクでもドラムを叩いてて、どのテイクもすごかったからね。デイヴはドラムを叩き出すと、頑強そのものだよ」
なお、クイーンズの新作にはこれまでトレント・レズナー、マーク・ラネガン、元メンバーのニック・オリヴェリ、シザー・シスターズのジェイク・シアーズらの参加が伝えられてきている。また、バンドは夏にはスペインのベニカッシム・フェスティヴァルやイギリスのダウンロード・フェスティヴァルへの出演も予定している。
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