ザ・ビートルズがドイツのハンブルグでの下積み時代にバック・バンドを務めたトニー・シェリダンが他界したと『ローリング・ストーン』誌が伝えている。享年72歳だった。
トニーはまだピート・ベストがドラムを務めていたビートルズが、出稼ぎに来ていたドイツのハンブルグでビートルズと出逢い、ビートルズは自分たちの出番が終わると隣の店で出演していたトニーのステージを観に頻繁に足を運んでいた。
トニーはビートルズにアメリカのR&Bについて教えたとされていて、ごく短い期間だが、ビートルズを自身のバック・バンドとしてレコーディングでも使っていた。ビートルズはザ・ビート・ブラザーズとしてクレジットされ、“マイ・ボニー”や“聖者の行進”などのトラックで演奏を務めている。
トニーはイギリスのミュージシャンとして初めてテレビでエレクトリック・ギターを演奏した人物としても知られていて、イギリスを代表するロックンロール・ミュージシャンのひとりとしてジェリー・リー・ルイスやチャック・ベリーらとのジョイント・ツアーにも参加した。2002年の『Vagabond』が最後のリリースとなっていた。
トニーとザ・ビート・ブラザーズによる“マイ・ボニー”を聴くにはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=zCWtRTirkU4