ジョニー・マーにザ・スミスを聴くべからずと断じられたキャメロン英首相、それでも聴くと宣言

ジョニー・マーにザ・スミスを聴くべからずと断じられたキャメロン英首相、それでも聴くと宣言

かつてジョニー・マーにザ・スミスを好きになることなど許さないと宣言されたイギリスのデーヴィッド・キャメロン首相はそれでもスミスを聴き続けると表明している。

このジョニーのキャメロン首相への御触れはキャメロン首相がスミスの"ディス・チャーミング・マン"を無人島で聴きたい楽曲に選んだことがきっかけで、これに対してジョニーは2010年にツイッターで「もういい加減にスミス好きぶるのはやめろ。好きでもないくせに。好きになることをぼくが禁じる」と反感を露わにした。

これにはモリッシーも同調し、その後、「いたって同意するよ。というのはデーヴィッド・キャメロンは猟好きだし、牡鹿を殺すし、そういう輩だからね、それはスミスが体現していたありとあらゆるものを否定することなんだよ」と語っていた。

しかし、ここにきてキャメロン首相はそれでもスミスを聴いていることを次のように語っている。

「今ではジョニー・マーからも、バンドの他のメンバーからもぼくがスミスを好きになってはいけないと言われてしまっているけれども、今後全員から反対されることになろうとも、それでもぼくはスミスを聴き続けると言わざるを得ないね」

なお、ジョニーは、1987年のスミス解散以来、ザ・ザ、エレクトロニック、ザ・ヒーラーズ、モデスト・マウス、ザ・クリブスなど、様々なプロジェクトやコラボレーションを続けてきたが、2月25日に初のソロ・アルバム『The Messenger』をリリースする。

また、キャメロン首相はレディオヘッドやアトムス・フォー・ピースのトム・ヨークにも自身の楽曲を選挙キャンペーンなどで使われようものなら「訴訟を起こしまくってやる」とすごまれている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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