カサビアンのギタリスト、ジェイ・メーラーがビーディ・アイに移籍するため脱退
2013.03.09 12:00
カサビアンからギターのジェイ・メーラーが脱退し、ビーディ・アイに加入することが明らかになっている。
ジェイはカサビアンの2006年のセカンド『エンパイア』のレコーディング中に脱退したオリジナル・ギタリストのクリストファー・カーロフの後任としてバンドに加入したメンバーだったが、ビーディ・アイのベースのジェフ・ウートンが他のプロジェクトを追求するためバンドを離れたため、この後任ベーシストとしてビーディ・アイに移ることになった。
カサビアンは3月6日に開催されたチャリティ・ライヴ・イヴェント、ギヴ・イット・アップ・フォー・コミック・リリーフに出演しているが、ジェイはこの時のパフォーマンスには加わっていなかった。
バンドはフェイスブック・ページに次のように報告している。
「ジェイは俺たちの兄弟だし今も仲はいいし、これまでの6年はメガ最高だった。ジェイは次の一歩を踏み出すことになって、ビーディ・アイでもとてつもない働きをしてくれるはずだよ。いかに俺たちがジェイの脱退を惜しんでいるかはビデオをリリースすることでよくわかってもらえるものだと思ってそうすることにしたよ。しかも、モノクロ映像で」
今回バンドが上げたビデオはベルギーのブリュッセルのライヴでジェイが披露したあまりにも独創的なギター・ソロ音源を使ったものになっている。
なお、ビーディ・アイはデイヴ・シーテックをプロデューサーに迎え、新作を仕上げていて4月にシングルをリリースすると言われている。その一方でカサビアンは6月末に行われるハード・ロック・コーリング・フェスティヴァルにブルース・スプリングスティーンとともにヘッドライナー出演を予定している。会場は今年からハイド・パークからストラトフォードのオリンピック公園へ移り、他にもポール・ウェラー、マイルス・ケイン、コーダライン、ザ・クリブス、クラクソンズ、トライブスらの出演を予定している。
カサビアンのジェイに捧げるビデオはこちらから→
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