4月9日にメキシコのメキシコシティでライヴを行ったザ・ストーン・ローゼズのイアン・ブラウンはステージ上で、イギリスの国旗でもって自分の尻を拭う振りをしてみせたという。

ローゼズは12日のコーチェラ・フェスティヴァル出演を控えて、9日にウォームアップとして初のメキシコシティ公演に臨んでいたが、もともと2万人収容する施設を予定していた会場は7500人のものに変更されていたと音楽サイトのラウダー・ザン・ウォーが伝えている。

しかし、このせいでライヴの雰囲気そのものは会場中に「電流が走っているような」テンションの高いものになり、バンドはヒット曲や代表曲で構成されたセットを演奏し、アンコールで"シー・バングス・ザ・ドラム"や"アイ・アム・ザ・レザレクション"を演奏して終えたという。ライヴ中、イアンは8日に亡くなったサッチャー元首相に触れるのは控えていたが、演奏中にイギリス国旗が観客席から投げ込まれると、それで尻を拭くような仕草をしてみせたとのこと。

なお、バンドは今夏、6月にロンドンとグラスゴーの公演と、ワイト島フェスティヴァルへの出演も控えている。さらに8月にはサマーソニックに出演する。

また、『THIS IS ENGLAND』の監督シェイン・メドウズによるザ・ストーン・ローゼズの今回の再結成を追ったドキュメンタリー映画『The Stone Roses: Made of Stone』はイギリスで6月5日の公開を予定しているが、5月30日にマンチェスターで世界プレミア上映が行われる。

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