荒井岳史(Vo・G)「歌うことに関して勝手に変なイメージを持ってました。誰が歌うとか、自分が有名か無名かとか……そういうことがいかに下らないか」
the band apartが、約2年ぶりとなるフルアルバム『街の14景』をリリースする。現在発売中の『ロッキング・オン・ジャパン6月号』では、新作についてメンバーの荒井岳史 と木暮栄一 (Dr)のふたりに訊いたロングインタヴューを掲載している。
the band apartが日本語で歌う――新作は、そんな決定的な変化が起こった全編日本語アルバムだが、なぜ彼らは英詞から踏み出し、日本語で歌うことを決意したのか? ふたりはその理由について、包み隠さず語っている。
木暮「元々は荒井の弾き語りがきっかけっていうか。それを、後ろで客観的に聴いてて、ああ、いいなと思って。それまでも一緒にカラオケとか行ったりしてたんですけど(笑)」
荒井「震災があってHINATABOCCOっていう日向(秀和)くんの活動に参加させてもらったことは強烈に大きい……野暮ったいことを無意識に排除してた自分がパッとなくなったっていう感じです」
ニューアルバムのサウンドと日本語詞が生まれる過程をひもとくとともに、the band apartの4人が改めて見い出した「歌うこと」の意味にも迫る、必読のロングインタヴューとなっている。

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