ディアハンターのブラッドフォード・コックス、「男子もエルヴィスになら抱かれてもいいはず」と語る

ディアハンターのブラッドフォード・コックス、「男子もエルヴィスになら抱かれてもいいはず」と語る

4月24日に最新アルバム『モノマニア』をリリースしたディアハンターのインタヴュー、発売中の『ロッキング・オン』6月号に掲載されている。その中でフロントマンのブラッドフォード・コックスは、『モノマニア』と、別プロジェクトのアトラス・サウンドの最新作『パララックス』に共通する50年代のロックンロール観について持論を展開している。

「たとえばアメリカ中の女子がエルヴィス・プレスリーに夢中になってたように、男子だってエルヴィスになら抱かれてもいいと思ってたはずだ。実際、エルヴィスってルックス的にも可愛かったし、リッキー・ネルソンも可愛かったよね。自分の中で男らしいイメージっていうと、可愛らしさのかけらもない、それこそ炭鉱夫とか、女性的なエネルギーの入り込むスキが一切ない男世界の人たちのイメージがあるし。だから、50年代のロックンロールが男性的だったっていうのは、現代人が後づけした偏ったイメージのような気がする……。ロックンロールっていうのは、ルールを破ることなんだから。そのルールとは、いわゆる男性とは女性とはこうあるべきっていう先入観だったり、肌の色や人種にまつわるルールや偏見だったり、っていうかロックンロール自体、そもそも白人が黒人の音楽をやるっていう、掟破りなところから始まってるわけだしさ。男だとか女だとかそんなことを超越してしまうほど圧倒的な魅力とかエネルギーをたたえているのがロックンロールだと思う」

ディアハンターは、11月30日と12月1日に開催されるHostess Club Weekenderへの出演が発表されている。

『ロッキング・オン』6月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/81458
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