リアム・ギャラガー、ビーディ・アイでオアシスの楽曲を歌う理由を語る

  • リアム・ギャラガー、ビーディ・アイでオアシスの楽曲を歌う理由を語る
  • リアム・ギャラガー、ビーディ・アイでオアシスの楽曲を歌う理由を語る - ビーディ・アイ『BE』6月5日発売

    ビーディ・アイ『BE』6月5日発売

  • リアム・ギャラガー、ビーディ・アイでオアシスの楽曲を歌う理由を語る
  • リアム・ギャラガー、ビーディ・アイでオアシスの楽曲を歌う理由を語る - ビーディ・アイ『BE』6月5日発売

6月5日についに新作『BE(ビー)』をリリースしたビーディ・アイのリアム・ギャラガーは、オアシスのファンでビーディ・アイを敬遠しているファンに対して「ファック・ユー」と宣言している。

音楽サイトのザ・クワイエットアスの取材に応えたリアムは、オアシスではないからとビーディ・アイを敬遠しているファンに対して次のように語っている。

「俺たちはすごいロックンロール・アルバムを作ったと思うけど、時々、くだらない理由でビーディ・アイのやってることをシカトしてる連中がたくさんいると思うんだ。『オアシスじゃねーし、オアシスが好きだから、ビーディ・アイはなにをやってもどんなことがあってもシカト』とか、そういうね。そういうことならファック・ユーってんだ! 今回は実験もやってるし、なんだろうといろいろやってて、他に何が欲しいんだっていうね」

さらにリアムはオアシス時代でやっていた時よりもよっぽど労力も時間もビーディ・アイには費やしていると次のようにも説明している。

「少なくとも趣味でやってるようなもんじゃないのは確かだからね。オアシスの時よりはよっぽど時間も費やしてるし、今度のアルバムには相当の力を注いでてるんだ」

さらに一度はオアシスの曲をライヴではやらないとしながらも、その後オアシスの曲をライヴで披露するようになった理由については次のように語っている。

「そういう曲は俺がファッキン歌ってるからだよ。俺が作った曲だからなんだよ。俺が曲を書いたわけじゃないけど、俺の人生の一部であることには変わりがないからだよ。俺が形にしてやった曲なんだから、俺にはそれを歌ってやる権利がしっかりあるんだ」

また、アルバムをプロデュースしたデイヴ・シーテックについては次のように語っている。

「今度のアルバムにはたくさんマジックが働いてて、それが『ディファレント・ギア、スティル・スピーディング』にはなかったと思うんだ。だからといって、ダメなアルバムで好きじゃないって言ってるんじゃないよ。ただ、デイヴ・シーテックがやってくれたことがすごいってことなんだよ」

その一方でパブで酔っ払って居合わせた客の犬にまたがって乗ろうとしたことなど、ここのところのさまざまなゴシップ紙の紙面を賑わせていることについては次のように語っている。

「ロック・スターっていうのはそういうことをやるもんだろ。俺はバイクの免許を持ってねーから、またがって乗るんなら犬ってことになるんだよ! どうでもいーよ、そんなことさ、はっきり言ってどうでもいいって。ただね、『ド真面目なミュージシャン』っていうふうに見られたくないのは確かなんだよ。そう見られること自体が俺への侮辱だと思ってるし。そんなの退屈だし、面白くないからな。そういうイメージは他のまんこ野郎に譲ってやるよ」

ビーディ・アイは6月19日、20日、22日とマンチェスター、ロンドン、グラスゴーでファン向けの小規模なライヴ・シリーズを予定していて、その後はV・フェスティヴァル、ベニカシム・フェスティヴァル、T・イン・ザ・パーク・フェスティヴァル、サマーソニックなどへのフェス出演を予定している。

アルバムの詳細は以下の通り。

ビーディ・アイ
『BE(ビー)』
SICP-3829
6月5日発売
1. フリック・オブ・ザ・フィンガー
2. ソウル・ラヴ
3. フェイス・ザ・クラウド
4. セカンド・バイト・オブ・ジ・アップル
5. スーン・カム・トゥモロー
6. イズ・ライト
7. アイム・ジャスト・セイイング
8. ドント・ブラザー・ミー
9. シャイン・ア・ライト
10. ボールルーム・フィギュアド
11. スタート・アニュー
12. ドリーミング・オブ・サム・スペース
13. ザ・ワールドズ・ノット・セット・イン・ストーン
14. バック・アフター・ザ・ブレイク
15. オフ・アット・ザ・ネクスト・エグジット
16. ガールズ・イン・ユニフォーム
17. イーヴル・アイ

(c) NME.COM / IPC Media 2013
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on