ローリング・ストーンズのロニー・ウッド、新作レコーディングの可能性について語る


ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドは、ストーンズとしてのレコーディングの可能性について語っている。

ストーンズは現在「50 & Counting…」Tourの北米ツアーを敢行中で、6月29日にはグラストンベリー・フェスティヴァルにヘッドライナー出演する予定だが、ボストンのラジオ局WZLXの取材に応えたロニーはなんとかしてレコーディング・セッションの時間をスケジュールにこじ入れようとしているところだと明らかにしている。

まずは、ここのところのライヴの手応えについてロニーは次のように語っている。
「いまだかつてないくらいにいい演奏ができてるよ。今回のライヴはこれまでで一番よくできてるんだ。今回のライヴのおかげで俺たちにも気合いが入ったとよくわからされたよ。俺たちにはまだこれができるだけじゃなくて、これまでで一番よくなってるんだってね」

その後、近い将来にレコーディングをする予定はないのかと訊かれるとロニーは次のように答えている。
「とにかく、このバンドをまたツアーに出すだけでものすごい時間と労力がかかっているわけだけど、今じゃようやくこの巨大な車輪が回り始めてくれたからね。あとはレコーディングするための空き時間をみつけてくればいいだけの話なんだよ」

バンドはグラストンベリー・フェスティヴァルへの出演後、ロンドンのハイド・パークで7月6日と13日に連続野外公演を予定している。なお、昨年からストーンズはレディー・ガガ、テイラー・スウィフト、アーケイド・ファイアのウィン・バトラーなど、様々なゲストをステージに呼んでいるが、ハイド・パークでのゲスト出演については、アデルとの交渉に入っているという噂を先頃バンド側が否定している。

その一方で、グラストンベリー・フェスティヴァルの内容はBBCで放送されることにもなっているが、ストーンズはBBCと放送内容について折衝を重ねているところだと伝えられている。バンドに近い情報筋によると、バンドは頭4曲のみの放送を望んでいるとのことだが、BBCはバンドと「前向きな話し合い」ができたと語っているという。

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