カニエ・ウェストは6月18日にリリースした最新作『イーザス』の歌詞をめぐってパーキンソン病の支援団体から批判を浴びている。
批判を表明しているのは、イギリスの支援団体のパーキンソンUKで、アルバムの冒頭を飾る曲で、ダフト・パンクとのコラボレーション・トラックともなっている“On Sight”における「あてがわれたのはパーキンソン病みたいに震え上がるビッチだった」という歌詞を問題視している。
団体のスティーヴ・フォードは次のように批判している。
「カニエ・ウェストが不治の病と闘病している人々に対して見せた愚かしさと残酷さはもはや言い訳のしようがないレベルとなっています。無神経で、恥知らずで、次の大ヒットのことしか考えていない有名人からのちょっかいがなくても、パーキンソン病を患って生きることは充分に困難なものです」
「パーキンソン病を患っている人たちは日常的なレベルで、耐えがたいほどの社会的な差別を受けていて、多くの方が出歩くことを怖がるようにさえなります。こうした思いやりに欠けて非人間的なコメントは、患者のみなさんが置かれている状況をなおさら悪いものにするだけです」
なお、イギリスのアルバム・チャートではカニエの新作とコーダラインの『イン・ア・パーフェクト・ワールド』が1位を争っていて、週半ばの段階ではわずかにコーダラインが先行しているという。カニエは新作をイギリスでは6月18日にリリースしたばかりだが、コーダラインには1800枚の差をつけられているだけだという。また、19日現在でのオフィシャル・チャーツ・カンパニーの発表では暫定1位はコーダライン、2位はブラック・サバスの『13』、3位はカニエになっている。
(c) NME.COM / IPC Media 2013