7月4日にリリースが予定されているジェイ・Zの新作『Magna Carta Holy Grail』だが、コートニー・ラヴはこの新作でニルヴァーナの歌詞を使う許可をジェイ・Zに出したことを明らかにしている。

ニュース・サイトのハッフィントン・ポストの取材に答えて、コートニーはジェイ・Zがニルヴァーナの"スメルズ・ライク・ティーン・スピリット"の歌詞を引用していることを明らかにしていて、娘のフランシス・ビーンが仰天するかもと次のように語っている。

「ジェイ・Zに歌詞の許可を出したんだけど、フランシスが驚いて飛び上がるかも。ジェイ・Zは超ビッグだし、一応お友達でもあるから。といっても、マブダチとかそういうんじゃないわよ」

なお、英米ではスマートフォン向けのサムスン電子のキャンペーンで『Magna Carta Holy Grail』の音源がリリース前に無料で配信されることが明らかになっていて、アルバムはリリース前にもプラチナに輝くのではないかと推定されていたが、オフィシャル・チャーツ・カンパニーは非売品の音源はセールスに換算されないため、その可能性はないが「正規の購入はもちろんセールスとしてみなされますよ」とNMEに明らかにしている。また、アメリカのビルボードも同じようなコメントを発表している。

サムスンのスマートフォンであるギャラクシー向けのこのキャンペーンでは『Magna Carta Holy Grail』のリリース72時間前から同作品が百万枚分無料ダウンロード配信されるという。ユーザーは今月中に配布される専用アプリから音源をダウンロードできるようになるとか。なお、サムスンはこのキャンペーン用にアルバム1枚あたり5ドル（約490円）支払ったとザ・ウォール・ストリート・ジャーナル紙は伝えている。

なお、先週末に放映されたNBAファイナルズの第5戦の中継中に放送されたテレビCMで、ジェイ・Zは今度の新作のことについて触れている。CMはサムスンの広告となっているが、3分にわたるこのCMの中でジェイ・Zは、リック・ルービン、ファレル・ウィリアムズ、ティンバランドらとともに現代社会で音楽を作っていくことについて語り合っている。

ジェイ・ZのCM動画はこちらから。

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