「ビーディ・アイの楽曲はどれもコーラスが欠けている」とロビー・ウィリアムズがリアムに反撃

「ビーディ・アイの楽曲はどれもコーラスが欠けている」とロビー・ウィリアムズがリアムに反撃

先頃、ビーディ・アイのリアム・ギャラガーにこき下ろされた元テイク・ザットのロビー・ウィリアムズがリアムとの舌戦に応じている。6月19日にマンチェスターでビーディ・アイと同じくライヴを行ったロビーだが、ロビーの会場が6万人収容のエティハード・スタジアムで、ビーディ・アイの会場が1500人収容のリッツという会場だったことをめぐって「クソバカのデブ」とあてこすられることになったが、ロビーはこれに次のように応じている。

「『BE(ビー)』のプロデュースはものすごくいいものになってるよ。ただ、いくつかね、コーラスさえあったら傑作になったという曲があるよね。"フリック・オブ・ザ・フィンガー"はほぼ名曲だよ。それと"スタート・アニュー"も、もしコーラスがあったらって話なんだけど、でも、コーラスがないんだ」

さらにロビーはビーディ・アイにはリアムに物申す存在が欠けてしまっていると次のようにも語っている。
「このバンドには指揮官が欠けてるんだよ。"セカンド・バイト・オブ・ジ・アップル"を聴いて、どうして誰もなにも指摘しないのかわからないよ。アルバムを聴いていると、ずっと『頼むからコーラスを入れて。そうしたら最高なのに』っていう調子なんだ。でも、このバンドには、リアムにそのことを申し渡すだけの勇気のある人物を入れる予定はないんだね」

さらにロビーは次のように話をまとめている。
「今のところ、インタヴューの方がアルバムよりも面白いね。ぼくはリアムのインタヴューはすごく楽しんでるよ。リアムって『スター・ストーリーズ』(スターやセレブをネタにしたコントによるテレビのお笑い番組)に出てくるコントみたいだからね」

なお、リアムはロビーに対して次のようにコメントしていた。
「エティハード3日間なんていう公演は、本来なら俺たちがやってるべきことであって、あんなクソバカのデブのやることじゃないんだよ。どんな道化野郎を連れ出しきたところで大して変わりゃあしないし。あれが3日公演をやっててね、俺たちみたいなバンドがリッツで1晩限りってほんとに嘆かわしいことだと思うよ。残念だけどね。ロビー云々ってことじゃなくて、人一般の問題だからね、これは。でも、俺がビビってるとか、そんなことを考えてるんなら、別にロビー一人の問題にしたっていいんだぜ」

そもそもロビーとリアムやノエル・ギャラガーとの舌戦は、90年代にノエルがロビーを「テイク・ザットのあのデブなダンサー」と呼んだことから始まっていて、ロビーも2000年のブリット賞授賞式のテレビの生中継でリアムとの喧嘩もいとわないと発言したりしている。なお、ロビーは現在、テイク・ザ・クラウン・ツアーを敢行中で、今月末から来月にかけてウェンブリー・スタジアムで4連続公演を予定している。

ビーディ・アイは8月にサマーソニックとナニワソニック出演のため来日することが決定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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