カニエ・ウェストの新作『イーザス』のプロデューサーのリック・ルービン、『イーザス』に続編があると語る
2013.06.30 16:00
6月18日にリリースされたカニエ・ウェストの新作『イーザス』のプロデューサーを務めたリック・ルービンは、カニエが『イーザス』に収録されなかった音源をアルバムの続編としてリリースする可能性があると語っている。
カニエにプロデュースの話を持ちかけられた時、リックは音源がありあまっているので2作品にした方がいいのではないかとカニエに勧めたとニュース・サイトのザ・デイリー・ビーストに次のように語っている。
「プロデューサーをやってくれって正式に言われる前から俺は『これはもうちょっと簡潔にした方がいいんじゃないのかな。これは実はアルバム2枚分の作品なんじゃないのかな。今前半の作品をまとめようとしてるだけの話でさ』って提案してたんだよ」
この発言に対して、ではカニエは続編に今取りかかっているのかと問われると、リックはただ「かもしれないね」と巧妙に質問をかわしている。また、作品が納品締切の2週間前にはまだ出来上がっていなかったため、作業しながら感じていたストレスについてリックは次のように語っている。
「カニエに要求されていることは不可能としか思えなかったよ。あの日、具合があまりよくなくてね、それで『気分が悪いのはこの音楽のせいじゃいないか? あまりいい予感はしないぞ』って感じてたのをよく憶えてるよ。それで15日か16日間、休みなしでぶっ続けで1日15時間くらいのペース働いたんだ。最初から最後まで俺はずっとパニクってたよ」
『イーザス』はアメリカとイギリスでは先週リリースされ、結果的に2013年に入ってから3番目のセールスを記録し、アメリカとイギリスともに初登場1位を記録している。