クリス・クロスの元メンバーの死因がドラッグのオーヴァードーズと判明

クリス・クロスの元メンバーの死因がドラッグのオーヴァードーズと判明

2013年5月1日に死去したラップ・デュオ「クリス・クロス」の元メンバー、クリス・ケリーの死因がドラッグのオーヴァードーズだったと判明した。ケリーは享年34歳だった。

クリス・クロスは90年代に活躍したラップ・デュオ。クリス・ケリーとクリス・マックは共に12歳の時にショッピング・モールでジャーメイン・デュプリにスカウトされ、デュプリがプロデュースしたアルバム『トータリー・クロス・アウト』(1992)でデビュー。このアルバムは全米で400万枚を超えるセールスを記録した。

彼らはマイケル・ジャクソンのデンジャラス・ワールド・ツアー(1992)や“ジャム”のミュージック・ビデオにも出演し、ティーンネイジ・ラップ・デュオとしてアイドル的人気を博した。

しかし、その後『ダ・ボム』(1993)、『ヤング、リッチ&デンジャラス』(1996)と2枚のアルバムをリリースするもデュオは自然消滅し、ケリーとクリスはそれぞれに音楽活動を続けていた。

ケリーは5月1日にアトランタの自宅で意識不明の状態で発見され、そのまま帰らぬ人となった。その後の薬物スクリーニング検査によって、ケリーの死因はドラッグの混合摂取によるものと判明した。

クリス・クロスは2月にデュプリのレーベルの20周年記念パーティで一夜限りの再結成を果たしていた。
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