ブラーのデーモン・アルバーンは現在制作に取りかかっているというソロ・アルバムをリリースした後にブラーの新作制作に着手することを認めたという。
デーモンはブラーが8枚目となる新作アルバム用の楽曲に取りかかっていることを認めながらも、まだ当分はリリースされないと語ったと『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が伝えている。デーモンは5月にブラーの香港公演の舞台で、バンドとしてレコーディングを行うかもしれないとほのめかしたことが伝えられていて、その後、ゴリラズでデーモンとコラボレーションを行ってきたジェイミー・ヒューレットもブラーが新作制作に着手していることを明らかにしている。
ブラーは活動休止の後、グレアム・コクソンが復帰して2008年にライヴを再開させてから"フールズ・デイ"、"ザ・ピューリタン"、"アンダー・ザ・ウェストウェイ"などのシングルをリリースしてきているが、アルバム制作は実現しないままになっていた。
デーモンは2007年にジェイミーらと製作し、マンチェスターで上演したオペラ『Monkey: Journey to the West』のニューヨーク初演の宣伝のために現在ニューヨークを訪れていて、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙との取材ではこの作品や他の自身のミュージカル作品についても語っていて、ソロ作品については「いろいろ聴き取れる作品だと思うよ。今、どういうことが起きてるのかってね。かなり内側を晒した作品になっているんだ」と語っている。これまでデーモンはソロ新作についてXLレコーディングのリチャード・ラッセルと作業を進めていることを明らかにしていて、「フォーク・ソウルのような感じなんだ」とも語っていたが、この『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の記事では作品がすでに完成したことも明かしていて、この作品がリリースされた後にブラーの作品の制作に入ると語ったという。
また、これまでリチャードとのコラボレーションについてデーモンは次のようにも語っている。
「リチャード・ラッセルと制作を続けてるんだ。ぼくたちはボビー・ウーマックの新作で一緒にやる機会があって、ぼくとしてはそれをすごく楽しんだんだよ。リチャードはレーベル経営に関しては素晴らしい業績を残しているけど、今はプロデュース業にエネルギーを注ぎたいみたいなんだね。ソロ・レコードっていうのは、やりようによっちゃもう惨憺たるものになりかねないから、ぼくとしては自分の名前のレコードを作ることがあったら、プロデュースは別の人に任せるべきだなって常々思ってきたんだよ。その分、肩の荷も下りるしね」
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