ローリン・ヒル、脱税で実刑判決後の自身の受刑生活について明かす

ローリン・ヒル、脱税で実刑判決後の自身の受刑生活について明かす

3年間に及ぶ脱税と税の滞納を問われ、3か月の実刑判決を受け、今月初旬から服役している元フージーズのローリン・ヒルだが、現在の新しい環境に適応しつつあることを報告している。

収監前には自身を実刑判決にまで導いたアメリカの税法を奴隷制と制度的差別にたとえてみせていたローリンだが、現在の新しい心境を次のように綴っている。

「わたしはかなり幼いうちからすべてのことから教訓として学ぼうとしてきたのを自分でもわかっていて、それは今回の裁判についてもそうだった」とローリンは関係者のサイトに開設した自身のブログで綴っている。

「ここに慣れるまでにはそれなりの調整が必要だったけど、ここに入所してから受けた支えや応援を否定するわけにはいかないし、自分の置かれた境遇にめげずにそこから最大限のものをユニークな形で引き出そうとしている人たちのコミュニティから受けた、一般的にはあたたかい歓迎をむげにするわけにもいかない」

ローリンはコネティカット州ダンベリーにある連邦更生院で刑期に服しているが、入所以来ファンレターも相当数受け取っているといい、そのことにも次のように触れている。

「心配してくれたり、励ましたりしてくれる手紙を毎日たくさんもらっていて、感謝しています。すべてについて返事はできないけど、どれもきちんと受け取って、読んで、感謝して、受け入れてます」

「お返しの愛とともに」という文句で締め括ったローリンは特に勇気づけられたり感銘したりした言葉を贈ってくれた人たちの名前を文末に挙げている。

なお、ローリンは裁判の直前にソニーと100万ドル(約1億円)の契約を交わしていて、およそ90万ドル(約9千万円)ともいわれていた延滞金や罰則金を清算したという。ただ、それでも本来なら最高で3年間の禁固刑を言い渡されてもおかしくなかったという。なお、この契約をきっかけにローリンは新曲"Neurotic Society (Compulsory Mix)"をリリースすることになった。
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