先週末に8月2日から4日にかけてシカゴで開催されたロラパルーザ・フェスティヴァルだが、アメリカ政府がイエメンのアルカイダ幹部のやりとりを傍受し、テロの危険性が予測されたため、ロラパルーザの会場警備も強化されていたことが明らかになっている。今回のアルカイダによるテロ警戒策として、海外渡航者への警告が行われ、アメリカの在外公館が21か所閉鎖されることになったが、先週の水曜日に政府からシカゴ当局への報告が行われると、シカゴ警察はロラパルーザでの警備の強化を図ることを決定したという。シカゴ警察のゲイリー・マッカーシー警視は実際に行われた警戒態勢を次のようにABCニュースに説明している。「荷物や持ち物検査を厳密化し、会場を出入りする観客全員が必ず検査を受けることになるように体制を強化しました。実際、どのくらいの荷物を検査したのかはわかりませんが、もう気の遠くなるような数でしたよ」さらにテロ警戒報を受けてからは会場内に私服警官も大勢配備し、爆薬を察知する警察犬も出動することになったとマッカーシー警視は説明していて、「大規模で戦略的にも大がかりな警戒態勢が敷かれました」と振り返っている。
「一般には海外の大使館などが狙われているという論調でしたが、シカゴでロラパルーザが開催されるとあっては、より踏み込んだ警戒態勢がどうしても必要でした。なにも起きなかったことを本当に感謝していますよ。でも、だからといってもう安心して手を緩めていいというわけでもないんです」なお、アメリカでは今週末にサンフランシスコのゴールデン・ゲート・パークでアウトサイト・ランズ・フェスティヴァルで開催されるため、『スピン』ではゲート・チェックの通りやすい荷物を勧めている。