ジョン・メイヤー、ケイティ・ペリーの"Roar"は制作段階から大ヒットがわかったと語る

ジョン・メイヤー、ケイティ・ペリーの"Roar"は制作段階から大ヒットがわかったと語る

ケイティ・ペリーと何度か別離と復縁を繰り返しながら交際を続けてきているジョン・メイヤーだが、ケイティの最新シングル"Roar"について、製作している段階からこの曲を聴いていて最初に聴いた時からメガトン級のヒットになるとわかっていたと明かしている。世に送り出される前から大ヒットとなることがわかっている曲の創造に立ち会う稀有な経験ができたと次のように『ビルボード』誌に語っている。

「あの曲を聴いて、大ヒット曲になる前から大ヒット曲だとわかる曲を聴くことになるなんて、『これほど面白いことってないな』って思ったよ。まだ作り手との間に作りたてほやほやの関係性を持っている作品を聴くことの、本当に甘美で忘れがたい経験をさせてもらったと思ってるんだ」

"Roar"は8月10日にネットで流出されると、ケイティ側は急遽ラジオ局に音源を提供し、12日にはオンラインの各業者からの配信も始まって大ヒットとなっているが、ジョンはこの曲のヒット性はあまりにも大きくて、誰かに曲を教えてあげる必要性も感じなくなるほどだと説明している。「あまりにも作品としてのスケールが大きくて、ただ呑み込まれちゃうんだよね」とジョンは語っている。

その一方で、ジョンは8月20日にリリースを控えている新作『パラダイス・バレー』の収録曲でケイティとのデュエット曲となっている"Who You Love"も、"Roar"の流出後にリークされるという事態を経験したが、この曲では愛している人を受け入れていくことをメロディアスに、告白するように作りたかったと説明している。

歌詞は、最初は相手が自分の待ち望んでいるような人ではなかったことを認めつつ、相手から逃げられなくなったことを吐露するものになっているが、そのニュアンスをジョンは次のように説明している。
「2013年という現代において、それはすごく甘美なことなんだよ。というのは一人っきりでやれることはいくらでもあるわけだからね。それはつまり、一人っきりになろうとしたけど、できなくなったということなんだ。僕たちの世代特有のところがこの曲にはあるんだよ」

ケイティも同じような内容の歌詞を女性の視点から歌っているが、ケイティの起用については次のように語っている。
「すぐにケイティのことを考えて、なんていい声だろうと思ったよ。これをやってもらったら、なんていいアーティスティックなキャラクターになるだろうってね。しかも、僕の歌詞への答えとなる歌詞を書くのもケイティには楽しかったみたいだよ。だから、乱暴なまでに正直なんだけど、それ以上に普遍的な関係についての二つの視点が描かれてるんだよ」
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