ニルヴァーナのカート・コバーンが幼少期を過ごした家が売却されることに

ニルヴァーナのカート・コバーンが幼少期を過ごした家が売却されることに

10月9日に『イン・ユーテロ』20周年記念盤をリリースするニルヴァーナだが、カート・コバーンが幼少期を過ごした家が売りに出されているという。

カートの母ウェンディはワシントン州アバディーンにあるこのバンガロー・タイプの家を50万ドルの値段で売りに出しているというが、最後に鑑定された時には6万7千ドルの値しかつけられていなかったとBBCが伝えている。ウェンディとカートの父はこの家をカートが2歳だった1969年に購入し、カートは9歳の時に両親が離婚するまでこの家で暮らし、10代の頃にまたこの家でしばらく過ごすことになった。

また、この家はカートを記念するカート・コバーン・リヴァーフロント公園からも近いため、遺族としてはこの家を、カートを記念する博物館へと改装する案にも前向きに考えるつもりだと明らかにしている。カートの妹のキムは次のように発表している。

「カートの遺産を作り上げていくためにも家を売却することにしましたが、この家には家族全員が愛着を感じているし、たくさんの思い出もあるために、複雑な心境であるのも確かです。ただ、家族もワシントン州から離れてしまっているため、そろそろこの家を手放す頃合いではないかと思っていました」

『イン・ユーテロ』20周年記念盤では本編のほか未発表曲やデモ音源、B面曲やライヴ音源計70曲を収録することになるがデイヴ・グロールは『イン・ユーテロ』はカートの死のことを考えることなしに聴くべきだと語っている。
「このアルバムはリリースされたその日のように聴かれるべき作品なんだ。それがこのアルバムについての俺自身のわだかまりでもあるんだ。かつて俺はこのアルバムをよく聴いたんだ。でも、もう、そのせいで聴かないんだよね。俺としては、カートが死ぬことを抜きにしてこの作品を聴けば、この作品本来の意図を理解してもらえると思うんだ」

さらにクリス・ノヴォゼリックは『イン・ユーテロ』がカートのヴィジョンの証言にもなっていると次のように語っている。
「これはほろ苦くてヘヴィーな作品なんだ。俺は本当に誇りに思ってるよ。すごくいい作品だし、カートのアーティスティックなヴィジョンを裏付ける証言ともなっているんだ。このアルバムを聴いて感じるテンションとパワーは、カートのヴィジョンに捧げられるものなんだよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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