ビーディ・アイ、ゲム・アーチャーが転落事故後初となる声明を発表
2013.10.04 21:45
8月にゲム・アーチャーが階段の転落事故で頭蓋骨に亀裂骨折を負ったため、その後活動を休止しているビーディ・アイだが、ゲムが事故後初めてとなる声明を明らかにしている。
声明でゲムはファンからの激励や応援に感謝を表明していて、自身は回復しつつあると説明し、11月にはバンドに復帰したいと次のように語っている。
「みんな、こんにちは。こちらゲムです。この数週間、みんなからもらったやさしい言葉や思いやメッセージ、そして辛抱してもらっていることに心の底からの大感謝を伝えたいよ。俺は回復しつつあるし、別に頭がおかしくなったりはしてないよ。慎重に歩みを続けているけど、一歩一歩は毎日大きな飛躍になっているんだ。それでもまだ自分は幸運だと思う。なんでこういうことが起きるのかなんて誰にもわからないし、でも、起きてしまうわけで、もっとひどいことになったのかもしれないのがそうはならなかったんだから。それはそれ、そして今に関していえば、ちゃんとギターを抱えてバンドの連中とステージに立って、みんなとまた11月以降に相見えることがもう待ちきれないよ。かつて俺の古い友人が『風の向きは変えられないけど、風の受け方なら変えることはできるんだ』と教えてくれたことがあるんだ。では、次回みんなに会えて、歩き方についてもうちょっとわかった時に備えて乾杯! 盛り上がろうぜ。もう一度ありがとう。ピース、ラヴ、ラックとリスペクトを込めて。ゲム・アーチャー」
ゲムは8月1日に自宅で今回の転落事故に遭い、その後ビーディ・アイはV・フェスティヴァルやサマーソニック出演などをすべて中止することになった。また、『ザ・サン』紙はその後、ゲムが治療中に足も骨折したことを伝えている。
バンドは11月7日のアイルランドのダブリン公演からアイルランドとイギリス・ツアーに乗り出す予定になっている。
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