FUJI ROCK FESTIVAL ’13で初来日を果たしたLAを拠点に置く3姉妹バンド、ハイムが『ロッキング・オン』11月号の取材に応え、次女のダニエルがツアーメンバーを務めたジュリアン・カサブランカスからのアドヴァイスについて、次のように話している。
「ジュリアンは、“Forever”をきちんと形にした方がいいっていう意見だった。でも私たちはあんまり乗り気じゃなかったの。明るい曲調にしたかったんだけど、なかなかいい落としどころが見つからなくて。それで一度はお蔵入りになったの。でもそんな時に“Forever”EPをプロデュースしてくれたルドウィグ・ゴランソンに出会って。彼に『試しに1曲任せてくれないか』って言われて “Forever”を渡したのね。『途中までやりかけなんだけど気に入らないの。パーティ・ソングにしたいんだけど』って説明して。で、ルドウィグに、前のヴァージョンはすべて忘れてまっさらな状態からやり直そうって言われたわ。それから1週間で今の“Forever”ができあがった。『やり直して本当に良かった』って思う。今振り返っても一番の『もしもあの時……』的な展開よ。“Forever”をあのままボツにしてたら、今ここにはいなかったわね」(エスティ)。
ハイムのデビュー・フル・アルバム『デイズ・アー・ゴーン』は10月2日にリリースされている。

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