緊急手術を受けていたボン・ジョヴィのティコ・トーレスがツアーに復帰

緊急手術を受けていたボン・ジョヴィのティコ・トーレスがツアーに復帰

現在、北米ツアー中のボン・ジョヴィだが、手術のため離脱していたドラムのティコ・トーレスが10月8日のフレスコ公演から無事復帰したと『ビルボード』誌が伝えている。

ティコは9月に入ってからメキシコで虫垂炎を発症し、現地で緊急入院して治療を受けた後、その後は胆嚢の手術も受けることになった。これを受けてバンドはメキシコ公演やパラグアイ、アルゼンチン、ブラジル公演の一部を中止することになったが、9月20日以降の公演には地元ニュージャージー州出身のリッチ・スキャネラがドラムの代役として参加していた。

リッチが南アメリカ・ツアーと北アメリカ・ツアーの3公演を務めた後、ティコの復帰が実現したが、バンドのオフィシャル・サイトでは「おかえり、ティコ“ザ・ヒットマン”トーレス。一連の緊急手術の後、ティコはツアーへの復帰を果たし、2時間20分にわたるセットをみっちり叩いた」と8日の公演について報告されている。

リッチは元々ジョン・ボン・ジョヴィのソロ・プロジェクト、ザ・キングス・オブ・サバービアのメンバーでもあって、ティコが9月10日に最初の手術を受けた時に声をかけられたという。その後、1週間で今回のツアーで取り上げている26曲を憶え、9月20日のブラジルのロック・イン・リオ出演からバンドに合流することになった。

「世界でも最大の人気を誇るバンドのひとつに声をかけられて幸運だったよ」とティコは『ハリウッド・リポーター』誌に語っている。

「素晴らしい一時を過ごさせてもらったし、ボン・ジョヴィのスタッフや関係者のみんなは一緒にいたり、仕事をするにも最高の人たちだったな。やっぱり、トップ・クラスのバンドだね。僕についていえば、全部楽しかったし、このバンドのみんなを友達と言わせてもらえて、本当に光栄に思ってるよ」

なお、ギターのリッチー・サンボラは3月17日のテキサス州ラボック公演を最後にツアーから離脱していて、ギターにはフィル・Xが後任としてあたっている。バンドは北アメリカ・ツアーを終えた後には、日本とオーストラリア・ツアーを12月に控えている。
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