ジェイク・バグ、マーキュリー賞を受賞できるかどうかは特に重要なことではないと語る

ジェイク・バグ、マーキュリー賞を受賞できるかどうかは特に重要なことではないと語る

新作『シャングリ・ラ』を11月20日にリリースするジェイク・バグはマーキュリー賞を獲るかどうかは自分にとって特に重要なことではないと語っている。

マーキュリー賞はイギリスとアイルランドで制作発表された音楽作品の最優秀作品に授賞される賞で、今年はジェイクのファースト・アルバムのほかに、デヴィッド・ボウイ、アークティック・モンキーズ、フォールズ、ディスクロージャー、サヴェージズ、ローラ・マヴーラ、ローラ・マーリングらの作品が候補作品として選出されている。

授賞式は10月30日に行われ、受賞アーティストは副賞の2万ポンド(約324万円)も手にすることになるが、賭け屋のパディ・パワーによれば、ジェイクはオッズ33倍とかなり受賞は薄めの見込みとなっている。現時点での本命はディスクロージャーでオッズ3.5倍、これにローラ・マヴーラが4倍、デヴィッド・ボウイが7倍と続いている。ジェイクは『コヴェントリー・テレグラフ』紙に次のように心境を語っている。

「候補に選ばれたことは嬉しいけど、マーキュリー賞はそんなに俺には重要なものじゃないんだ。賞を獲るために別に音楽を作ってるわけじゃないからね。俺はみんなに聴いてもらえるようにアルバムを作ってるんであってさ。俺がそもそも曲を書き始めたのは、それが何か意味を持つかもしれない、誰かの助けになるかもしれない、誰かを触発するかもしれない、誰かにとってもう1日頑張ってみるきっかけになるかもしれない、とそんなこともあるかもしれないという気持ちからなんだ。俺にはそれが世の中で最高のことなんだよ」

ジェイクの新作『シャングリ・ラ』はプロデューサーを務めたリック・ルービンのシャングリ・ラ・スタジオで製作され、基本的なバンド・メンバーとして元マーズ・ヴォルタのベースのジェイソン・ラダー、ギターのマット・スウィーニー、元アトラクションズのドラムのピート・トーマスらが参加している。

ジェイクは現在、精力的なイギリス・ツアーに乗り出していて、今後、ヨーロッパとアメリカでツアーしていく予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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