ブライアン・ウィルソン、ビーチ・ボーイズ再結成は感傷的な体験だったと語る

ブライアン・ウィルソン、ビーチ・ボーイズ再結成は感傷的な体験だったと語る

現在、ジェフ・ベックとジョイント・ツアーを敢行しているブライアン・ウィルソンは時間と共に自身はパフォーマーとして強くなったと語っている。ツアーは10月30日にまで続く予定になっているが、現在のツアーについて次のように語ったとAP通信が伝えている。

「内容はよくなったね。ほとんど練習はしなかったんだけど……ミュージシャンシップとヴォーカルと、どれもよくなってきてるよ」

その一方で、昨年までザ・ビーチ・ボーイズとして行った50周年記念ツアーについては「とても感傷的な体験となったけど、ヴォーカルについては今現在の方がさらによくなってるよ」と語っている。ただ、これまでの度重なるマイク・ラヴとの法廷での争いや、マイクがその後、自分やアル・ジャーディーン、デイヴィッド・マークスらから離脱してブルース・ジョンストンとザ・ビーチ・ボーイズとしてツアーを始めたことについては何も語らなかったという。

ライヴは3時間に及ぶものになっていて、ブライアン、アル、デイヴィッドらによるザ・ビーチ・ボーイズの楽曲をメインに据えたステージに続いてジェフが自身のセットを披露し、その後アンコールで両者が共演する内容になっているという。ブライアンのパフォーマンスを観てどう思うかと訊かれてジェフは「あのサウンドとパフォーマンスやハーモニーはただ驚異的で、ただひたすら魅了されてしまったよ」と語っている。

なお、ブライアンは現在のバンド・メンバーやジェフらとともにソロ新作の制作を進めているが、今のところの出来について「今のところメロウな音楽になってるよ。ミディアム・ロック、スロー・ロックという感じだね」と語っている。
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