メタリカはジャスティン・ビーバーがメタリカの“フェイド・トゥ・ブラック”をカヴァーしている動画を公開したことを受けて、ジャスティンのファンであることを明らかにしている。
ジャスティンはこの動画でエア・ギターをしながらギター・ソロを歌っていたというが、この動画について『ケラング!』誌に訊かれたジェイムス・ヘットフィールドは「俺たちがビリーバーかって? そうだよ」と答えている。
さらにラーズ・ウルリッヒは次のようにジャスティンについて語っている。
「ビリーバーであることなしにジャスティンへの敬意を持ち合わせることは可能なのか? 俺はね、この子は才能に溢れていると思うし、おまけにこれだけ若いうちにあれだけのことを経験するというのは明らかに頭ぶっとびだと思うよ。だから、今もステージに出てしっかりやってるっていう事実だけでも俺は偉いと思うし、しかも、超才能に溢れてると思うから、俺もビリーバーってことになるんだろうな。俺たちの“ワン”が好きで、リアム・ギャラガーからも好意を持たれてるとなったら、イケてるってことになるよね」
ジャスティンは初期のメタリカが好きだとこれまで公言していて、“ワン”と“フェイド・トゥ・ブラック”が楽曲として特に好きだと昨年『GQ』誌でも語っている。
その一方でラーズは先頃、メタリカはいつでもグラストンベリー・フェスティヴァルに出演する用意は出来ているとしていて、あとはフェスを切り回しているマイケル・イーヴィスの気持ち次第だと語って話題を呼んだ。
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