尾崎豊、デビュー30周年記念日である12/1にWOWOWで3本の特番が放送

尾崎豊、デビュー30周年記念日である12/1にWOWOWで3本の特番が放送

1983年12月1日にシングル『15の夜』、アルバム『十七歳の地図』でデビューを果した尾崎豊のデビュー30周年記念日にあたる2013年12月1日(日)に、WOWOWにて尾崎豊の特番が放送されることが発表された。

特番では『尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY- ~prologue~』、『尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY-』、『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』の3本の番組が放送される。番組ではかつて「OZAKI世代」と呼ばれた大人たち、そしてその子供たちに向けて、尾崎豊の「活動の軌跡」と「作品の普遍性」を伝えていくという。

まず、『尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY- ~prologue~』では、高校生だった尾崎豊がアーティストとしてデビューするまでの日々を数々の証言から紐解いていくという。なお、同番組は無料放送となる。

『尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY-』では、デビューから亡くなるまでの約9年間の「活動の軌跡」と「作品の普遍性」を数々のライヴ映像や貴重な資料と共に放送する。

この2つのドキュメンタリーでは、尾崎の全作品のジャケットデザインを手掛けたアートディレクター 田島照久が撮り下ろした写真の中から選び抜いたショットや、昨年発表された尾崎豊の創作ノートの中から、彼の活動を紐解く言葉も紹介するという。さらに、尾崎と共に同じ時代を生きた以下11組のアーティストからのとり下ろしインタビュー映像も放送される。

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『尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY-』より

江口正祥<ギタリスト> 
尾崎のことをもっと思い出して、感謝して今後の人生を歩んでいきたい。「シェリー」を聴いて大泣きして、そんな気持ちになりました。

小川清史<ベーシスト> 
リハーサルの間に「実は尾崎、俺「BOW!」って曲凄く好きなんだ。」って言ったら、顔を
くしゃくしゃにして「本当?」って喜んでくれて。それが初めての会話でした。

小山卓治<シンガーソングライター> 
尾崎君には「君の歌は絶対無くならない。これからもたくさんの人に必ず届く。」ってことを伝えてあげたいですね。

木暮“SHAKE”武彦<ギタリスト> 
尾崎の場合、本当に素のままで、美しくて、ぶっ壊れているという。
格好いいと思いますよ、ありのままという感じで。

佐伯明<音楽文化ライター> 
シンガーソングライターの系譜の中で、自己の内面を突き詰めて最も衝撃的に歌ったのは尾崎豊だと僕は思っています。

須藤晃<音楽プロデューサー> 
「答えは目の前にあるものじゃなくて、生き物を育てる様に育むべきなんだ。」と彼が言ったことがあって。考えたことも無かったので、物凄く感化されました。

田島照久<アートディレクター> 
作品の普遍性とは、純度が高いことだ。上手く説明出来ないけれど、普遍性とは尾崎豊そのものだと思う。

町支寛二<ギタリスト> 
話を交わすときはいつも純真な青年ってイメージで。だから初めてライブを観に行ったとき、スイッチがひとつ入っちゃう感じに鳥肌が立ちましたね。

西本明<アレンジャー/キーボーディスト> 
「BIRTHツアー」初日の本番直前、ステージ袖に尾崎君とメンバーで集まったときは緊張して逃げて帰りたいくらいでした。この後何が起こるかわからないし、自分の生涯の中であれだけ緊張したことは無かったですね。

藤井フミヤ<歌手> 
今聴くとよけい歌詞が響くね。
あの時代のあの年齢のあの時にしか作れない歌だから、その輝きは失せないんだろうね。

諸鍛冶辰也<エンジニア> 
「ステージに上がる階段で自分が変わっていくのがよくわかる、その後はよく覚えていない。」とレコーディング中に言っていました。それにはびっくりしましたね。
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そして『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』では、尾崎の生前最後のツアーとなった「BIRTHツアー」の初日の模様がオンエアされる。

番組情報は以下の通り。

●番組情報
WOWOWプライムch『尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY- ~prologue~』
夜6時40分から無料放送

WOWOWライブch『尾崎豊デビュー30周年記念日-THE DAY-』
夜7時30分から放送

WOWOWライブch『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』
夜9時00分から放送
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