ザ・エックスエックス、同性婚反対団体に楽曲を無断で使用され、声明を発表


サード・アルバムに取りかかり始めていることが伝えられているザ・エックスエックスだが、自分たちの楽曲がクロアチアの反同性婚団体のウェブサイトで無断で使われていたことを受けて、自分たちは無条件で同性婚を後押ししているという声明を発表している。

この団体は「家族の名前」という団体で、これまで同性婚をクロアチアで禁止するための国民投票を行うのに必要な署名を集めてきていて、投票は12月1日に行われることになっている。投票の結果によってはクロアチアの憲法が改正され、結婚は男性と女性間でのみ行われるものとして規定されるという。バンドはフェイスブックで次のように表明している。

「この度ぼくたちの音楽が許可なくクロアチアの団体『家族の名前』の宣伝に使われていたことに気がついたんだけど、この団体には音楽の使用を認めていないし、これからも決して認めることはないということを言っておきたいんだ。さらにはっきりさせておくと、ぼくたちは性差とは無関係に公平に結婚できる権利を無条件に支持するよ」

なお、バンドはファースト『エックス・エックス』とセカンド『コエグジスト』を限定ボックス・セットとしてリリースすることを明らかにしている。今回のボックス・セットはアルバムの全収録曲を1曲ずつ7インチ・アナログ盤でプレスし、アルバムごとにボックスに収納するものになるという。ボックスは55ポンド(約9300円)の価格でどちらも限定1000部の販売になるという。

限定ボックス・セット情報はこちらから。
http://shop.thexx.info/music.html

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