マドンナ、自身の人権擁護キャンペーンにケイティ・ペリーをキュレーターに指名

マドンナ、自身の人権擁護キャンペーンにケイティ・ペリーをキュレーターに指名

アート・フォー・フリーダム(自由のための芸術)というキャンペーン・プロジェクトを進めているマドンナだが、キャンペーンのオフィシャル・サイトで行っているプロジェクトのキュレーターにケイティ・ペリーを指名している。

サイトでは世界の各地でまかり通っている迫害や不正を糾弾する手段としてアートや表現の自由を促しているが、ユーザーから送られてくる作品を毎日選別してサイトで紹介する作業にケイティはマドンナと一緒に1月のあいだ関わることになると『ローリング・ストーン』誌が伝えている。アート・フォー・フリーダムでは昨年9月に立ち上がってからこうした作品を3千点受け取っていて、先月はストリート・マジシャンのデヴィッド・ブレインがキュレーターを務めたという。

また、月の最後には「人権のための闘争へのユニークな視点を提示するクリエイティヴな表現」となった作品を提供したアーティストをケイティが一人選出することになるという。また、この選出されたアーティストが指名するNPO団体にはマドンナから資金1万ドル(約105万円)が提供されるとか。今回キュレーターに選ばれたことをケイティは次のように声明で語っている。

「わたしは音楽を通して自分を表現することができて本当に幸せだなと思っています。というわけで、この機会にとてつもない才能に溢れたわたしのケイティキャッツ(ケイティのファンのこと)のみんなには自由をどう表現できるのか、わたしとマドンナにぜひ見せてもらわないと。わたしは2014年は大きな社会の変革をもたらす年になれると思うのね。みんなで人権のために立ち上がることだってできると思うから」

マドンナはアート・フォー・フリーダムのために、写真家のスティーヴン・クラインとともに製作した映像作品『SecretProjectRevolution』をこれまでに公開していて、アート・フォー・フリーダムの立ち上げイヴェントの際にはエリオット・スミスの"ビトゥイーン・ザ・バーズ"のカヴァーも披露している。

なお、ケイティは1月26日に開催されるグラミー賞授賞式で"ロアー"が2部門の候補に挙がっていて、自身もパフォーマンスを披露する予定になっている。

"ビトゥイーン・ザ・バーズ"のカヴァーはこちらから。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする