パブリック・エナミーのフレイヴァー・フレイヴは免許停止状態で運転しているところをスピード違反で取り締まられ、逮捕されたというが、母親の葬儀参列のため、釈放処分になったという。

ニューヨーク州警察の発表によれば、フレイヴことウィリアム・ドレイトンは、ニューヨーク近郊のヘンプステッドで黒のヒュンダイを速度規制の38キロ・オーヴァーで走行しているところを警察に止められ、免許の累積減点が免停16回に及んでいたことが判明し、さらに車を検められると「少量のマリファナ」が押収されたという。フレイヴは道路交通法違反、無免許運転、不法薬物所持の容疑で逮捕されたが、母親の葬儀参列のため、その後釈放されたという。フレイヴは今後、ナッソー郡裁判所に罪状認否のために出廷する予定になっている。

フレイヴの母、アンナ・ドレイトンは12月31日に他界していて、フレイヴはツイッターで「みんな、今日の朝大晦日に俺の母親アンナ・ドレイトンが他界したよ 寂しくなるね」とツイートし、「母はよき人生をまっとうした」と偲んでいた。

フレイヴは前科が多く、高校生の頃に強盗で逮捕されているのを始め、1991年には交際相手の女性に暴行を働いたかどで30日間の禁固刑に処され、その2年後には隣人に向かって銃撃したことで90日間刑に服している。さらに02年には道路交通法違反数件や執行猶予中の法律違反で9週間収監され、11年には道路交通法違反累積のため逮捕されている。このほかにもDV事件や薬物不法所持の容疑も過去に問われている。現在、フレイヴはニューヨークではなく、ラスヴェガスに在住している。