コートニー・ラヴ、法廷の証言がカート・コバーンの失われたギターに及ぶと泣き崩れる

コートニー・ラヴ、法廷の証言がカート・コバーンの失われたギターに及ぶと泣き崩れる

自身がかつて雇っていた弁護士から名誉毀損の訴えを起こされているコートニー・ラヴだが、1月22日に行われた公判で証人の証言がニルヴァーナの遺物の扱いの話題に及ぶと泣き崩れてしまったという。

訴えを起こしているのはコートニーの元法的代理人のロンダ・ホームズで、もともとホームズはコートニーの依頼を受けてカート・コバーンの遺産管財に不正が行われていないか調べていた。しかし、2010年6月にコートニーはホームズのことを突然「買収された」「丸め込まれた」などと一方的にツイッターで攻撃し始め、ホームズはそれ以後コートニーから受けた誹謗中傷を名誉毀損として訴えている。

ロサンジェルスで行われ4回目となったこの日の公判でコートニーは、自営業のフィリップ・グロースなる証人の証言を聞き及んでいくうちに泣き崩れてしまったと『スピン』誌が伝えている。

グロースは自身が起こしている、他の訴訟について触れ、相手となっているギター・テクニシャンがニルヴァーナのカート・コバーンのギターを大量にコレクションとして所有していることを明らかにしたが、コートニーはこのくだりを聞きながら泣き崩れてしまったという。コートニーはまず両の掌で顔を覆い、その後嗚咽を始め、そのまま泣きじゃくり始めたと『スピン』誌は伝えている。

アメリカの法廷でツイッターでの名誉毀損をめぐって有名人が被告となったのは初めてのことで、まずはコートニーのツイートがコートニーのフォロワーの間でホームズとホームズの法律事務所のことを指していたと理解されていたかどうかが陪審員の間で争われることになる。

また、コートニーはホームズを中傷するツイートが一般に向けたものではなく、ある特定のユーザーへの個人的なメッセージのつもりだったとしているが、この真偽についても陪審で争われることになる。コートニーがこの立場を変えない場合、コートニーの一般的な振舞いをめぐる質疑も行われることになるという。

さらにホームズが主張するように、コートニーのツイートはホームズとホームズの法律事務所が買収されたという虚偽の事実を広く伝えたと法廷で認められた場合、その損害額も法廷で審議されることになるという。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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