キュアー、スウェードらが今年のティーンエイジ・キャンサー・トラストに出演決定
2014.01.30 21:40
ザ・フーのロジャー・ダルトリーが主催している10代の癌患者を支援するライヴ・イヴェント「ティーンエイジ・キャンサー・トラスト・ライヴ」の今年の出演者としてザ・キュアーやスウェードが決定したことが明らかになっている。
ロジャーは2000年からこのライヴ・シリーズを立ち上げていて、これまで1700万ポンド(約29億4千万円)の資金を若年癌患者を支援する団体や活動に提供してきている。今年のライヴは3月24日から30日にかけてロイヤル・アルバート・ホールで開催される予定で、ザ・キュアー、スウェード、エド・シーラン、パオロ・ヌティーニ、ワンリパブリックがそれぞれにヘッドライナーを予定している。また、お笑いパフォーマンスの日も組んでいて、ジェイソン・マンフォード、ジョン・ビショップ、ミッキー・フラナガン、パトリック・キールティ、ロブ・ベケット、ハル・クリッテンデンらのコメディアンが出演する。
なお、昨年のライヴ・シリーズに関してはロジャー自身がツアーなどで多忙を極めたため、特別にノエル・ギャラガーにキュレーターを託し、ノエルが出演者を決めることになった。今年の抱負についてロジャーは次のように声明で語っている。
「ティーンエイジ・キャンサー・トラストをロイヤル・アルバート・ホールで開催するのもこれで14年目になるけど、昨年1年だけノエル・ギャラガーに託した手綱をまた戻してもらって嬉しいよ。このイヴェントで集められるお金は若い癌患者を支援するにはかけがえのないものになっているし、みんなが苦労して稼いだお金を提供してもらう代わりに俺たちも特別なショーを提供することにしているんだ。
これまでもいくつも忘れられない場面があった。そうした場面には、たとえば、ノエル・ギャラガーとデーモン・アルバーンが初めてライヴで共演したこととか、ポール・ウェラーとケリー・ジョーンズ、そしてエディ・ヴェダーらがわざわざ1曲歌うために地球を半周してくれたこと、マシュー・ベラミーがロイヤル・アルバート・ホールの有名なパイプ・オルガンを演奏したことなど含まれるけど、他にもいろいろたくさんあるよ」
なお、スウェードのライヴは『ドッグ・マン・スター』リリース20周年を記念するパフォーマンスになるという。
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