マドンナ、プッシー・ライオットのアムネスティ・ライヴでのスピーチのプレゼンターに

マドンナ、プッシー・ライオットのアムネスティ・ライヴでのスピーチのプレゼンターに

世界中の政治犯の解放を目指して活動する団体、アムネスティ・インターナショナルが来月ニューヨークで開催するチャリティ・ライヴで、プッシー・ライオットのナジェージダ(ナージャ)・トロコンニコワとマリア(マーシャ)・アリョーヒナがスピーチを行うことが先頃明らかになっているが、二人のプレゼンターをマドンナが務めることになったと『ローリング・ストーン』誌が伝えている。

ナージャとマーシャはプーチン大統領への抗議ライヴを行ったことで一昨年逮捕され、2年の実刑判決を言い渡されたが1年9か月を務め上げたところで恩赦により昨年末に釈放された。2月5日に行われる今回のライヴ・イヴェント「ブリンギング・ヒューマン・ライツ・ホーム」で二人は、信念や人種、性別、性的趣向などが問われて投獄されている、いわゆる「良心の囚人」について観客に向けてスピーチを行うという。マドンナは次のように声明で語っている。

「今回、自由のための闘士としての仲間になる、プッシー・ライオットのマーシャとナージャを紹介させてもらうことになってとても光栄に思ってるわ。二人の勇気をわたしは敬愛するし、表現の自由と人権のための二人が身を捧げてあえて犠牲を自分たちに強いてきたことをわたしはずっと支持してきているの」

アムネスティ・インターナショナルでは政治犯の釈放や死刑制度の廃止などといった人権養護活動を広く知ってもらうため1986年から98年までライヴ・イヴェントやツアーを行ってきていたが、今年に入ってライヴ活動を再開させている。ライヴにはこれまででU2、スティング、ピーター・ガブリエル、ブルース・スプリングスティーン・アンド・ザ・Eストリート・バンド、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックらが出演してきていて、昨年末にはそうしたライヴ映像を合わせた『アムネスティ・インターナショナル・プレゼンツ~ザ・ヒューマン・ライツ・コンサート 1986-1998~16時間収録アルティメット・エディション』などもリリースされている。

その一方でマドンナはマイリー・サイラスの『MTVアンプラグド』に客演していることも伝えられている。
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