ジョン・レノンが「僕はビートルズじゃない」と語ったインタヴュー音源が発売に

ジョン・レノンが「僕はビートルズじゃない」と語ったインタヴュー音源が発売に

『ヴィレッジ・ヴォイス』誌などのライターとして活躍したジャーナリストのハワード・スミスがジョン・レノンとオノ・ヨーコに行ったインタヴュー音源がCDとしてリリースされるという。

音源は『I'm Not the Beatles: The John & Yoko Interviews With Howard Smith, 1969-1972』というCD8枚組としてリリースされ、スミスがジョンとヨーコに1969年から72年にかけて行った5回のインタヴュー取材を収録しているという。4月15日にMVDエンタテイメントからリリースされる予定で、インタヴューでは名声、政治活動、パフォーマンス、ビートルズの解散などについて語られているという。

現在、取材音源のスニペットも公開されていて、この中でジョンはビートルズの解散について「女たちがバンドに関わるずっと前から、音楽的な解体がもう始まってたんだよ。だから避けられない事態だったんだ」とヨーコが解散の原因ではなかったことを説明している。

ハワード・スミスがビートルズがまた一緒にやることはないのだろうかという問いは永遠に問われ続けられていくはずだと振るとジョンは「うまくいきようがないって。4人組のバンド、カルテットとしてまたやっていくためには全員すごく変わらなきゃならないからね」と答え、最後のライヴなどはありえないのかという問いには「そんなことをやらなきゃならない理由なんかないじゃないか。ぼくたちがそんなことをやらなきゃならない理由はこの地球上には存在していないんだ」と一蹴している。

さらにヨーコは「やっぱり、みんなにはこの変化に人間的な発展や成長が関わっているということがあまり面白くないのよね。そういう側面は見たくないのよ」と説明している。これに対してスミスはほんのわずかでも昔やっていたことをやってみることくらいできないものなのかと食い下がると、ジョンは「つまり、人々はぼくたちに自分たちの夢を生きるように押しつけてくるんだよね。それでなくても、人々がスターに対してどうでもよく思って生きていながら、こうしたスターが宙ぶらりんになったまま、いつまでも驚いたり歌ったりして青春を生きるように強いてくるのがぼくには不思議でならないよ」と語っている。

ジョンとヨーコのインタヴューのスニペット音源はこちらから。
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