ファットボーイ・スリムことノーマン・クック、酒をやめてDJ寿命は10年延びたと語る

ファットボーイ・スリムことノーマン・クック、酒をやめてDJ寿命は10年延びたと語る

ファットボーイ・スリムことノーマン・クックは2009年にアルコール類を断ったことで知られているが、そのきっかけを『ザ・テレグラフ』紙に語っている。

「酒をやめたことでぼくはDJとしての寿命を10年伸ばしたことになるんだよ。パーティーを大好きなDJとしてはもうあれ以上やっていくのは無理だったからね。今頃、燃え尽きてたか死んでかたのどっちかだったはずだよ」

「パーティーと酒をやめた時には人生での大転換期でもあったんだ。自分にとってのミッドライフ・クライシスで、人生の優先順位をあらためなきゃならなくなったんだよ。ぼくはね、レコードを作るよりはね、DJをやってる方が好きなの。どっちもやって、子供たちの親父もやる時間は到底ないんだよ」

また、ダンス・アクトのスーパースターとしての自身の立場についても次のように語っている。
「夜遅くまで仕事をやるっていう、このペースを永遠に続けられるわけじゃないよね。『酔っ払い相手にレコードをかけるために世界中を旅するのももうしんどいな』って思う日がいつか来るかもしれないよね。そうしたら、またスタジオに戻って作品を作るようなこともあるかもしれないよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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