ファットボーイ・スリムはまたしても新しいユニット名でニュー・シングルをリリースしようと画策しているという。
ファットボーイ・スリムことノーマン・クックはほかにもザ・ハウスマーティンス、ビーツ・インターナショナル、ピッツァマン、ブライトン・ポート・オーソリティなどともこれまで名乗ってきているが、これまでのところ7つのアーティスト名でイギリスのトップ40内にシングルを送り込んだ記録を保持している。このことについてノーマンは次のようにバング・ショービズに語っている。
「ぼくは7つの呼び名でトップ40入りしているという記録を持っているんだ。8つ目に挑戦することもまたあるかもしれないけど、トップ40入りするかどうかは最近はなかなかわからないところなので、こういうニュースなどで注目しておいてください」
ノーマンの直近のプロジェクトは元トーキング・ヘッズのデヴィット・バーンと制作した昨年の『ヒア・ライズ・ラヴ』で、フィリピンをかつて支配したマルコス大統領のファースト・レディとして有名なイメルダ夫人の生涯を追った内容となった作品だった。アルバムにはゲスト・ヴォーカルとしてフローレンス・アンド・ザ・マシーン、マーサ・ウェインライト、トーリ・エイモス、サンティゴールド、シンディ・ローパーなど22アーティストが参加していた。
来年、ノーマンはイギリスのサッカー2部リーグに所属するブライトン・アンド・ハヴ・アルビオンFCの新しいエイメックス・スタジアムで演奏を行う初のアーティストとなる予定になっている。また来年の6月1日と2日にブライトン・ビーチで行われるフェスティヴァル、ザ・ビッグ・ビーチ・ブティック5への出演も予定している。
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