昨年の9月にツアーを終えてから、当分の間活動休止に入るとしているマムフォード・アンド・サンズだが、バンジョー担当のウィンストン・マーシャルはすでにバンドは終わっていると発言し、バンドがバンジョーを殺戮したとも語っている。
ウィンストンは3月28日にアメリカで公開されるザ・ナショナルのドキュメンタリー作品『Mistaken for Strangers』の公開記念パーティに出席した際、雑誌ニューヨークのエンタメ・サイト「ヴァルチャー」の取材を受け、活動休止は恒久的なものだと語ったという。本当に終わったのかと念を押されて、ウィンストンは次のように答えている。
「楽しかったよ。でも、終わったんだ……とはいえ、ぼくたちはみんな楽しんだんだよ。いい活動だったよ」
その後、バンドの広報はこの発言を否定しているが、バンドはバンジョーをもはややり尽くしたのかという問いにもウィンストンは次のように答えている。
「やり尽くしたというのは、控え目な言い方だよね。ぼくたちはバンジョーを殺戮したんだよ。そうさせたんだよ。バンジョーなんてクソくらえだよ。ぼくはバンジョーなんかファッキンうんざりだ」
さらにいずれ再結成ツアーは行われそうかという問いに次のような、やや意味不明な答をしている。
「うーん、わかんないけど、それってファッキン、実現したらすごくね? でもさあ、要するにだよ、それってそれでしかないんだと、そういうことなのかな」
ウィンストンがどれほど酔っぱらっていたのかは不明だが、今後はケータリング業に乗り出すつもりだとも明かし、このパーティのケータリングも自身が出がけたものだと語ったという。
「(嘘だと思うのなら)ググってみろよお! ぼくはねえ、現代のルネッサンス・マンなんだ」とウィンストンは宣言してみせたという。