先週末にフロリダ州マイアミで行われ、死亡事故が1件、さらに女性セキュリティ・スタッフが暴徒化した来場客に踏みつけにされ危篤状態に陥った事故などが起きて議論を巻き起こしているエレクトロニック・ダンス・ミュージックの祭典、ウルトラ・ミュージック・フェスティヴァルだが、運営側は来年もフェスを開催すると明らかにしている。
死亡事故の犠牲となった男性は3月29日に自身の車の中で息絶えているところを発見されていて、捜査を続けている警察は薬物関連の事件性の可能性があるとしている。その一方で、チケットを持たない来場客が大勢無理矢理ゲートを突破し、倒れたゲートの下敷きとなって踏みつけにされたスタッフのエリカ・マックは今も病院で危篤状態が続いている。
しかし、運営側はフェイスブックで来年もフェスを開催することを宣言していて、さらにピッチフォークでは、運営側のセキュリティ面での怠慢が一連の事故を招いたという批判は当たらないと反論する声明を伝えている。
声明によれば、1日につき257名の警察官(昨年比で49名増)、覆面刑事18名、さらに1日につき28名の警察官が増員され、自転車による見回りも12人現場で任務にあたっていたという。しかし、今後はさらに警備を強化していくと運営側は発表していて、「この見直しはマイアミ警察署と相談の上、今回のような犯罪行為の予防のためゲートの外で即座に警備を対応させるにはどうすればいいのかなどといったことも含まれている」と方針を打ち出している。
その一方でマイアミのトーマス・レガルド市長は運営側の警備体制について無責任だと非難し来年度の開催中止を訴えていて、施設使用の許認可などが下りないように働きかけていくと明らかにしている。