それぞれの『悪童』、それぞれのNACS(安田顕編)

それぞれの『悪童』、それぞれのNACS(安田顕編)
今回のような密着取材をしなければ一番、本当の立ち位置がわからないメンバー、それが安田顕だろう。もちろん今回の取材だけですべてわかるわけではないが、やはり彼に関して改めて強く感じたことがあった。それは安田顕が非常に芯の強い、ブレないリアリストだということである。決して多くを語りはしないし、メンバーたちも付き合いが長いからこそ、ことさらに言葉で深いコミュニケーションをしようとはしないが、舞台の上においても、舞台の外においても、安田が状況にどのように対応するか、その毅然とした判断を4人はとてもよく見ている。そして、それはTEAM NACSの活動にも、作品にも大きな影響力を持っている。不器用なところが魅力的な人間味にもなっていてカッコいい、その存在は『悪童』で彼が演じた巻くんとも大いに重なるところがある。

(古河)
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