これ全部、RADWIMPSの曲名です

“自暴自棄自己中心的(思春期)自己依存症の少年”
“コンドーム”
“嫌ん”
“「ずっと大好きだよ」「ほんと?・・・」”
“なんちって”
“ヒキコモリロリン”
“ジェニファー山田さん”(これは味噌汁’sだからなし?)
“揶揄”
“へっくしゅん”
“05410-(ん)”
“いいんですか?”
“ます。”
“おしゃかしゃま”
“37458”
“だいだらぼっち”
“学芸会”
“G行為”
“にっぽんぽん”(これも味噌汁’sですね)
“実況中継”
“なんでもないや”

しかも、こういう他の誰もつけないようなタイトルの曲に限ってかなりの確率で代表曲。
長年のファンはこの圧倒的な言語センスに慣れつつあるところもあるかもしれませんが、11月23日にリリースされるニューアルバムのタイトル『人間開花』、そして収録曲“週刊少年ジャンプ”のネーミングはさすがに衝撃的でしたね。
彼らがこのような言葉を選ぶ理由、そこには先日、新曲“光”についてのブログについて書いた以下のことが凄く関係していると僕は思っています。
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RADWIMPSの音楽の特徴は、そのドキュメンタリー性。
“25コ目の染色体”“ふたりごと”“有心論”“狭心症”“五月の蝿”などなど様々な形で彼らは音楽によるドキュメンタリー作品を生み出し続けてきて、それによって他のロックバンドとは違う独自の立ち位置を確立してきた。
アルバム『君の名は。』がいわゆる映画のサウンドトラックの意味合いを超えた形であれだけ多くの人に聴かれたのも、あのアルバムが、RADWIMPSが映画『君の名は。』と共に紡いだ時間のドキュメンタリーになっていたからである。
あまりにも正直で、まっすぐで、敏感で、執念深い彼らだからそういう音楽が作れるし、どう作ってもそういうノンフィクションでドキュメンタリーな音楽になってしまう特殊なロックバンドとも言えるだろう。
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11月19日発売CUT、RADWIMPS表紙巻頭取材で、音楽でドキュメンタリーを綴ってきたRADWIMPSのドキュメンタリーとしての決定版インタビュー記事をお届けします!(古河)
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