昨年Twitter上を大いに賑わせた、きくちゆうき氏作のマンガ『100日後に死ぬワニ』が、『100日間生きたワニ』と名を変えてアニメ映画として公開! 5/19(水)発売のCUT6月号では、本作に声優として出演した中村倫也さんと山田裕貴さんが、声での表現に挑んで感じたことや、映画の魅力について語ってくれています。
台本を読んで感じたのは、自分たちがいつもやっている映像作品のテンションと同じでいいのかな、ということでした。この作品には、アニメーションならではの装飾があまりないというか、ある種淡々としたナチュラルな空気があって。(中略)原作は100日後にワニが死ぬという前提から始まって、それを見届けるという感覚があったと思うんですけど、映画はそこからさらに進んで、キャラクターたちとより近い距離で物語を一緒に体感してもらえるような作品になるかなぁと思いましたね(中村)
声だけで表現することには、難しさはやっぱり感じました。でも、(この作品は)ナチュラルに近いものだと思ってやっていたので、カエルというキャラクターに合う声色を探したりもしましたけれど、一番自分が出しやすいところの声で、かつ、感情が伝わる聞こえ方を意識しました。(中略)ドラマとかでもそうですけど、カエルはカエルとしてそこにいるだけで、自分を誰かに見せようと思って生きていないから、力みみたいなのはないほうがいいし、一緒に作っているあらゆるスタッフさんの力を借りるべきだと最近思えてきています(山田)
作品の日常感を映したように、終始和やかな雰囲気で進んだ今回の取材。中村さんと山田さんの親しげな様子が見られる撮り下ろしフォトもたっぷり掲載されています。CUT6月号は、明日5月19日発売。ぜひチェックしてください!(畠山このみ)
CUT6月号は現在以下にて購入可能です。