高橋一生が『フェイクスピア』で追求する、役者としてのリアルを語る

高橋一生が『フェイクスピア』で追求する、役者としてのリアルを語る

発売中のCUT6月号に、舞台『フェイクスピア』で主演を務める高橋一生さんのインタビューを掲載しています。高橋さんにとってNODA・MAP初参加となる『フェイクスピア』。その全貌は未だ謎に満ちていますが、『フェイクスピア』とはいったいどんな舞台なのか、そして今の世の中でエンターテインメントを届け続ける意義とは何なのか、たっぷり伺いました。

『フェイクスピア』というタイトルを初めて聞いた時、「フェイク」は「僕らのこと」かと思ったという高橋さん。「僕ら役者は、結局お芝居をいうフェイクをやっている」と話しながらも、『フェイクスピア』ではそんなフェイクを否定しようとしているのではないか、と語ってくれました。

僕は、昨年の2月以前と以降で世界は変わってしまったと思っていて、完全なもとの世界には戻らないと思っているんです。今回の作品は、そうやって1年と少しの間に変わってしまった世の中に対して野田(秀樹)さんが感じたことも、多分に反映されているんじゃないかと、台本を読んで思いました。今回のお話は、フェイクとしてのお芝居を否定しているんです。自分たちがこれまでやってきたことを、野田さんはどこかで破壊しようとしているというか。ある意味、ドキュメントというものを舞台に突っ込んでくることによって、フェイクを解体しようとしてるんじゃないかと思います。「これ、解体してみたらどうなる?」ということを観てもらいたいんじゃないかと、僕は解釈しています


さらに、高橋さん×百合の花の撮り下ろしフォトセッションも必見。背景も衣装もモチーフの百合もの花も白い世界の中で、どこか現実感のない、でもリアルな質感のあるスペシャルなお写真が満載です。ここのブログに掲載したのは編集部のイチオシショット。残りのフォトとインタビュー全文は、ぜひ本誌をチェックしてみてください!(山下茜)


CUT6月号は現在以下にて購入可能です。

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