『耳をすませば』で大人の雫と聖司を演じた清野菜名&松坂桃李がCUT10月号に登場!作品の軌跡を振り返る

『耳をすませば』で大人の雫と聖司を演じた清野菜名&松坂桃李がCUT10月号に登場!作品の軌跡を振り返る

『りぼん』のコミック、そしてスタジオジブリのアニメ映画で、将来の夢や恋に揺れる少年少女の心を奪った物語『耳をすませば』。みんなが憧れた青春の「その先」――雫と聖司の10年後を描くオリジナルストーリーを加えた実写映画が、いよいよ10月14日に公開されます。
9月20日発売のCUT10月号には、そんな『耳をすませば』で大人になった雫と聖司を演じた清野菜名さんと松坂桃李さんのおふたりが登場!
以下、ふたりの言葉を一部抜粋してご紹介します。

一緒のシーンが少ないからこそ、ふたりのシーンは大事にしたいと思いました。会えなかった10年という年月――電話をするにしても、当時は今のようなテレビ電話もなかったですし、顔が見られないからこそ感じる愛おしさがあるんですよね。そういう目に見えないものへの気持ちはこの時代ならではなので、そのニュアンスは大事にしました(松坂)

公衆電話から国際電話をかけるシーンがあるのですが、お金を入れていかないと、どんどん時間が減っていって「ああ、あと少ししか話せない!」と焦っていくんですよね。今の時代にはない恋愛の距離感を象徴する、味があるシーンでした。手紙のやりとりも、あの時代ならではだなと思います(清野)


撮影中にコロナ禍へと突入し、撮影中断や公開延期も経て、ついに完成した本作。一時は、もう公開できないのではないかとも思ったと言います。

そこを、『耳をすませば』製作チームが粘りに粘って、ロケ地を探し直したり構成を練り直したり、スタッフを集め直したり、そういう地道な努力をしてくださって。そうしてくれたおかげでこうやって形にして届けられるわけですから、本当に喜びはひとしおですね。この作品を終えるまでにふたりともいろんな作品を経てるんですけど、心のどこかにずっと『耳をすませば』を感じていられたのは、このチームの皆さんの熱量のおかげです(松坂)

本当に、温かい現場でしたね。一度撮影がストップしてから、2年後に撮影が再開してまたお会いしたときに、たくさんのスタッフの方々が出迎えてくれて、その光景を見ただけですごく感極まりました。ああ、本当に素敵な作品に巡り合えて良かったなと、そのときにすごく思いましたし、こうやって完成して本当にホッとしていますね(清野)



ブロクでは、『耳すま』取材にずっと同席(?)してくれていたバロンも一緒のオフショットを公開!
誌面には、フィルムカメラで撮影したノスタルジックなふたりの撮り下ろしショットを掲載していますので、インタビューと合わせてぜひチェックしてみてください。CUT10月号は、9月20日発売です!(山下茜)

CUT10月号は現在以下にてご予約可能です。

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