明日1月19日発売のCUT2月号に、北村匠海さんと中川大志さんの対談記事を掲載しています!
2月3日公開の映画『スクロール』で、社会や人生に漠然とした不安を抱きながら日々を過ごす青年たちを演じた北村さんと中川さん。少ないセリフのやりとり、ワンカットの長回しで撮影される本作に、おふたりがどのように向き合ったのかを伺いました。
この作品のチーム、僕大好きで。映画っていうひとつの場所で遊んでいる感じ。だから芝居に関しては、僕らに任せてくれたところが多かったんだと思います。清水(康彦)監督の中では、このキャスティングをした時点で、演出は終わってたのかもしれない。声のトーンについて話したりもしたけど、あくまで提案してくれるという感じでした(北村)
いろんな現場があって、その中でいかにいいパフォーマンスができるかというのも、この仕事の大事なところだったりしますね。順応していくっていうか。ただ、やっぱりワンシーンでの現場はごまかしが効かないので、怖さはあります。間もひっくるめて、そこに流れている時間が全部使われるので。ものすごい集中力も必要です(中川)
ちょっとした表情や間、後ろ姿で感情を表現しなければいけないシーンも多かったという本作。だからこそ、おふたりの芝居論・役者論がたっぷり語られるインタビューになったと思います。待望の共演ということで、インタビュー終盤、「現場でも芝居についてディスカッションはされていたのか」という質問に対しては、こんな返答が。
こういう話は誰ともしないですね。今まで話してきたことと繋がってくるんですけど、現場でディスカッションすると気合いが入っちゃうんですよ。たぶん、僕らふたりは芝居の話をすると、相当長く語ってしまうタイプだと思うので(笑)(北村)
うん(笑)(中川)
芝居のことはいくらでも話せると思うんですけど、現場でそういう話をすることは本当にないですね(北村)
あまりね、手の内を明かしたくないんですよ(中川)
それもある(笑)(北村)
本作の空気感を再現したかのような撮り下ろしショットと合わせて、ぜひ誌面をチェックしてみてください。CUT2月号は、明日1月19日発売です!(山下茜)
CUT2月号は現在以下にてご予約可能です。